歯科治療水(歯科ユニット水やうがい水)の汚染問題が時々新聞などで取り上げられています。当院では歯科治療中の感染がないように、いち早くエピオスエコシステムを導入し、POIC研究会が定める厳しい基準をクリアーして(埼玉県で1番、国で4番目)、「歯科治療水安全認定施設」として登録されました。
①除菌システムを導入し、「細菌数ゼロ」の歯科治療水で治療を行なっています。
定期的な第三者検査機関の細菌検査など、日々詳細な規則を順守し水質管理に努めています。
②さらにその治療水の残留塩素濃度(消毒効果)を常に10ppm以上に保ち、除菌しながら治療を同時に行なえる画期的な歯科治療を実施しています。(日本国の水道水基準値は0.1ppm以上)
歯科治療用チェアからでる水が汚染されている現実を知っていますか?
治療チェアからでる水は水道水をそのままチェアにながしており、今とても大きな社会現象となっています。
この現実を知り、自分の診療所に通院されている患者さんには、歯を削ったり、歯石を除去したり、うがいをしたり、根の治療をしたり、傷を洗浄するとき使用する水が安全で安心できるもので、尚かつ消毒効果のあるものであれば治療を「衛生的で安全で安心できる環境」のもとで行いたいと考えEPIOSの連続除菌治療システムを導入しており歯科治療に関わる全ての水に強い殺菌力を持つPOICウォーターを使用しております。
*実は、この成分は人間の体内で白血球が細菌を殺す時に作り出されるものと、同一です。
・口をゆすぐお水
・歯を削る時に機械から出るお水
・先生やスタッフが手を洗うお水
・加湿器のお水
・健診や治療前の口腔内洗浄
・治療時
・ホームケア
(治療の一環としてご自宅で使用します。詳しくはスタッフにお尋ねください。)
次亜塩素酸(HCLO)は主に除菌に関与し、次亜塩素イオン(OCL-)はタンパク分解洗浄に関与します。高濃度電解次亜水は口腔内洗浄を行う前はpHが9.0、HCLOが20ppm、OCL-が480ppmですが、口腔内の洗浄直後から口腔内の汚れ(タンパク質)と反応し、20秒後にはpHが中性の7.0に、HCLOが約3倍の71ppmに、OCL-が約16分の1の29ppmに変化します。これは、タンパク分解しながら次亜塩素イオンが次亜塩素酸に変化していくことを物語っています。この反応はpHが降下していく途中に生じる微量な塩酸による作用と思われます。
次亜塩素酸(HCLO)は人体由来の免疫成分であり、とても安全性が高いことで知られておりますが、食品添加物の規定により上限80ppmと決められております。当院で使用している高濃度電解次亜水は20ppmとその基準にも合致しており、また食品分析センターにおける安全性試験においてもその安全性は認められております。
そもそも精製方法が大きく違います。次亜塩素酸ナトリウムは苛性ソーダー(NaOH)に塩素ガス(CL2)を封入し、その化学変化によって精製されます。その際、すぐに塩素ガスが抜け出し、不安定になるため、数パーセントの苛性ソーダー(NaOH)が残されます。よって常に、NaOCL,CL2,NaOHが化学反応をしながら安定性を保っています。しかし、pHが強アルカリであるため、とても口腔内粘膜に使用することは困難です。当院で使用している高濃度電解次亜水は純水と食塩のみで電気分解をゆっくり行いながら生成されます。強制的に塩素ガスなどを封入するなど危険なことを行っていません。
P.P水はpHが7.5、HCLO230ppm、OCL-270ppmの電解次亜塩素酸水です。しかし、口腔内において使用する場合、タンパク分解力が大きな要因になるため、OCL-のタンパク分解力はpH8以上にて発揮されることを考慮すると、タンパク分解力が無く実践的とは言えません。また、P.P水は次亜塩素酸を230ppmと多く含むため殺菌力には大変優れた水と言えます。しかし、HCLOは殺菌力には優れてもタンパク洗浄ではなく脂肪酸に変える特徴を併せ持ち、そのため殺菌できないケースが予想されます。
薬品混合によって生成される高濃度電解次亜水は、Q.4のとおり、次亜塩素酸ナトリウム自体に他の薬品が入っているため、とても口腔粘膜において使用できるものでなく、さらに、市販されているものの中でpHが6と大変低い製品もあり、このこと自体、食品添加物の規定に反しています。何故なら、HCLOが500ppmと飽和状態にあるからです。さらに、タンパク分解能力がほとんどないことも問題です。
二酸化塩素は次亜塩素酸と比較して更に消毒力に優れた水として注目されております。二酸化塩素はアリカリ下でその力を発揮し、次亜塩素酸は弱酸性領域でその力を発揮いたしますが、弱酸性領域ではほぼ同等の殺菌力であると証明されております。さらに、二酸化塩素はその毒性の強さから1ppm以上での使用は危険とされており、医療に利用することは困難と思われます。プールなどの一般水質管理の材料として利用したほうが望ましいと思われます。
オゾンの利用方法は空気殺菌と水処理の2種類あります。まず、空気殺菌は法律上0.1ppm以下にて使用することが義務付けられております。センサー連動型の製品を利用することが必要です。また、オゾンの発がん性に関する報告も多く、なるべく控えたほうが望ましいと思われます。水処理に関しては、その半減期の短さから連続的に大量に利用する場合に有効と思われます。歯科治療のようにあまり水を使用しない場合、水中の溶存酸素が上昇し、好気性微生物の増殖が懸念されます。
グルタール製剤は劇薬として知られていますが、その発がん性高い薬品を日本では中和洗浄無しに放流している事実があります。アメリカではほとんどの州において使用が禁じられていることから見てもその使用には問題が多く、スタッフの為には無論、環境保護の点から言っても、なるべく使用しないほうが望ましいと思われます。
一日に3回、まずキャップ一杯を口に含み、20秒間嗽をした後、歯間ブラシを用い洗浄を行います。その後、残渣を水道水で洗い流した後もう一度キャップ一杯口に含み、全体を20秒以上ブラッシングを行い、最後に水道水にて嗽をし、終了としていただくことをお薦めします。
とても良く効きます。高濃度電解次亜水を5倍希釈にて使用。
インフルエンザ対策専用に用いる場合、強化型高濃度電解次亜水50ppmを使用した指定の噴霧器にて空気殺菌してください。インフルエンザ対策と部屋の消臭も同時に行いたい場合は高濃度電解次亜水を200ppmにて噴霧してください。噴霧器は8畳用と20畳用があります。強化型高濃度電解次亜水と高濃度電解次亜水とは違いますので、噴霧器用に使用の折はお問い合わせ下さい。
指定の容器(500ml)で保存した場合、開封しなければ一年。開封後は一ヶ月で使い切るようにしてください。
口臭がある場合、口腔内の細菌バランスが崩れ、嫌気性菌が多く存在し、硫化水素系のガスを出していることが多く、健康な状況と思われません。よって、口臭があるときは、嫌気性菌が存在できないような環境作り(治療とメンテナンス)を行い、常にリセットさせることが肝要と思われます。
飲料水ではありませんが間違って飲んでも心配はありません。
洗浄・消臭効果にも優れています。除菌・洗浄効果は、ウィルスまで除去できます。消臭効果としては、口臭予防に大変効果があります。
タンパク質(汚れ)が分解するときに発生する気体(クロラミン臭)の臭いです。汚れがひどいと、臭いも強く感じます。使い続けると、臭いも感じにくくなります。
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